寄り添うお悩み
- ホームページ開設の全体像が知りたい
- 開設の手順を分かりやすく解説してほしい
- 開設時に気をつけることがあれば教えてほしい
こういった悩みに寄り添います。
これから起業したり、事業を加速させたいタイミングにおいて、1度は「集客」について考えますよね。
集客の手段は様々あるものの、まずはじめに「ホームページ」が頭に浮かぶでしょう。
ホームページの開設には「知っておくべき知識」があります。
近年では誰でも簡単に開設できるノーコードというツールも普及していますが、なんとなく開設して失敗した方を大勢みてきました。
そこでこの記事では、ホームページ開設までのステップや必要なもの、開設時に気をつけるべき事について徹底的に解説します。
この記事の著者
当サイトでは、自社サービスや求人のアピール、Web集客で悩むあなたが「不安を感じない」ように導いていきます。年間30件を超える制作実績から、つくっただけで終わらないサイトの活用術を展開。制作や集客をする傍ら、Web業界での活躍を望む方の営業支援も実施。複数の個人ブログで月間20万PV達成
それでは本編をどうぞ。
ホームページ開設までのステップ
ホームページの開設には全部で6ステップあります。
具体的なステップは下記のとおりです。
1つずつ順番に進めていきましょう。
ホームページの開設を決断する
最初にすべき事は、ホームページは本当に必要かの見極めです。
一般的にホームページを開設するまでは、約1~3ヶ月かかります。
ホームページについて疑問を持ったままだと、開設中に面倒くさいと感じてしまうでしょう。
しかし嫌になって途中で止めてしまうと、かけたコストと時間が無駄になります。
自社のホームページを開設している企業の割合は90.1%、いずれの業種でも85%を超えるというデータがあるため、ほとんどの方にとってホームページは必要と言えるでしょう。(引用元:ホームページの開設状況の推移 ※P12参照)
開設について少し迷いがあるという方は、ホームページの必要性|ホームページを持たない3つのリスクを参考にしてください。
-
ホームページの必要性とは?ホームページを持たない3つのリスクを徹底解説
続きを見る
ちなみに、ホームページのあるなしで相手の印象が変わる傾向にあります。
実際の口コミも含めて解説してますので、【知らないと損】ホームページがない会社の共通点と4つの悪影響も見ておきましょう。
-
【知らないと損】ホームページがない会社の共通点と4つの悪影響を解説
続きを見る
ホームページの目的を決める
ホームページを開設する上で、「目的」はとても重要になります。
なぜなら、開設後に目的を達成したかを確認するためです。
ホームページの目的として王道なのは、下記の3つです。
- 読者から信頼を得る
- お問い合わせを増やす
- 売り上げをアップする
御社にとっての目的を数値化しておくと、ホームページの効果を分析しやすいです。
目的を明確にして、ホームページ開設後に「何でつくったんだっけ?」とならないように気をつけましょう。
また、目的によって用意すべきホームページが変わってきますので、注意が必要です。
ホームページの開設方法を選ぶ
ホームページを開設する方法は主に下記の3つです。
開設方法によって進め方や予算が変わるため、根拠をもって選んでいきましょう。
ノーコードツールを使う
ノーコードツールは、プログラミングの知識がなくても、直観的にホームページの開設ができるサービスのことです。
実績があり使い勝手のよいノーコードツールは下記の4つがあります。
4つを選定した根拠
- 利用者が多い
⇒ 検索すれば答えが書いてある - テンプレートが多い
⇒ 初心者でも見た目を整えやすい
また、調査機関Gartnerは、2024年までに世界で開発されるアプリケーションの65%以上がノーコード開発基盤で構築されると予測しています。
今より普及する可能性は高いと言えるため、ノーコードツールを一度触っても無駄にはなりません。
ノーコードツールに決めるポイント
- できるだけ費用を抑えたい
- 少ない時間で素人感を消したい
- 早くシンプルなサイトがほしい
HTML+CSS+JavaScriptで作る
ホームページは主に下記のプログラミング言語で構成されています。
- HTML(役割:コンテンツを表示する)
- CSS(役割:コンテンツのデザインを変える)
- Javascript(役割:コンテンツに動きを付ける)
プログラミング言語を使う場合は、ご自身での構築は難しくなります。
プログラミング言語を用いてゼロからホームページを作っていくため、細部までこだわって作ることができます。
ただ制作を依頼した場合、ご自身でコンテンツを追加するときに困るかもしれません。
HTML+CSS+JavaScriptに決めるポイント
- 費用をかけてもいい
- 細部までこだわりたい
- コンテンツの追加は考えていない
CMS(WordPress)で作る
CMS(Contents Management System)とは、ホームページのコンテンツを管理するシステムのことです。
CMSの中でも「WordPress」と呼ばれるシステムは全世界にあるホームページの43.2%のシェアとなっています。(引用元:W3Techs)
ご自身でコンテンツを追加しやすく管理画面も見やすいため、好かれる傾向にあります。
ブログやニュースのような発信をしやすいのも魅力の一つです。
CMS(WordPress)に決めるポイント
- 細部までこだわりたい
- コンテンツを後から追加したい
- ブログやニュースなどの発信をしたい
ホームページの予算を決める
ホームページにかかる費用は、正直「ピンキリ」です。
ホームページの種類や開設方法、コンテンツのボリュームによって、10~200万円くらいの幅があります。
依頼先が制作会社かフリーランスによっても異なるので、少しずつ調査を進めていきましょう。
費用の目安
制作会社の費用÷3 ≒フリーランスの費用
また、ホームページには補助金が適用されるケースがあります。
クオリティの高いホームページを価格を抑えて手に入れるために、平等に与えられている制度をうまく活用していきましょう。
ホームページに必要なものを準備する
仮に制作のプロに丸投げをするにしても、準備が必要なものは3つあります。
それでは、1つずつ進めていきますね。
サーバー
サーバーは、インターネット上の「土地」のことです。
ちなみに、サーバーは下記の2つのどちらかを選ぶといいでしょう。
選定のポイント
- 速度 ⇒ PageSpeed Insights を使って速さを体感済み。
- 口コミ ⇒ 悪い印象を持つ方が少ないです。
ドメイン
ドメインはインターネット上の「住所」のことです。
ちなみにこのサイトでは「https://web-fit.jp/」が該当します。
ドメインは1円から入手できますが、支払い情報の入力があるためご自身で手続きをしていただく必要があります。
また、1度入手した後に変えるものではないため、ドメイン名もしっかり決めておくとよいでしょう。
また、末尾は「com」「jp」、企業の場合は「co.jp」にしておくのが無難です。
ドメイン取得は簡単ですが、不安であればドメイン名の決め方を見ながら進めてみてください!
コンテンツ
コンテンツは「家」にあたります。
- 載せたい情報
- 使いたい画像
- 完成イメージ(参考サイト)
最低限、上記の3つを準備しておくと良いホームページが出来上がります。
注意
- 考えることを放棄しない
- すべてを考えなくていい
事業主の想いと制作者のスキルが融合することによって質の高いホームページになります。
たまに、「すべてお任せで」という方がいるのですが、失敗するケースが多いです。
ホームページの失敗とは
- 制作途中でお客様と制作者が揉める
- ホームページの目的が達成できない
自分で作る場合でも、制作を依頼する場合でも、「誰に」「何を」「どのように」伝えたいかは整理しておきましょう。
ただ、整理はしておくべきなのですが、すべてを自分で考える必要はありません。
なぜなら、事業主の想いをそのまま表現することがホームページに適しているとは言えないからです。
ホームページを作成し公開する
ここまででホームページを作る前の準備は完了です。
ここからは実際にホームページを作り公開するという流れになります。
ホームページは誰が開設すべき?
下記の3パターンで判断していきましょう。
- 予算が少ない + 成果は求めていない
⇒ 自作かフリーランスに依頼 - 予算が少ない + 成果は求めたい
⇒ フリーランスに依頼 - 予算は確保できる + 成果も求めたい
⇒ 制作会社かフリーランスに依頼
成果につなげたいという方は、プロへの依頼は必須です。
ただ、制作会社、フリーランスどちらに依頼するにしても相見積もりをしておくと安心です。
ホームページ開設時に気をつけること
ホームページ開設時に気をつけることを厳選して3つお伝えします。
SSL化を適用する
SSL(Secure Sockets Layer)とはインターネット上の通信を暗号化する技術です。
下記のように「保護されていない通信」と表示されている場合は、セキュリティの観点で弱い状態と言えます。
SSL化の具体的なやり方については、「SSL化 やり方」にて詳しく解説しています。
内部SEO対策をする
内部SEO対策とは、検索エンジンが好む構造にすることです。
内部SEO対策の目的
- 検索エンジンに正しく伝える
→ タイトル、見出しの適切な設置など - 検索エンジンが動きやすくする
→ サイトマップ送信、内部リンク構築など - ユーザビリティを最適化する
→ ページ速度の高速化、スマホ対応など
検索エンジンはロボットが情報を処理しています。
しかし、テキストや画像の情報を人と同じレベルでロボットは理解できません。
また、ロボットが理解できる状態であっても見てくれないケースもあります。
検索エンジンに評価してもらえるように動きやすくすることも大切です。
ユーザビリティの最適化も重要となります。
ユーザビリティとは
使いやすさのこと。
使いやすいホームページは、ユーザーの満足度が上がり、検索エンジンからの評価も高まります。
内部SEO対策については、専門的な領域のためプロに任せましょう。
もし理解しておきたい場合は、「内部SEO対策」を参考にしてみてください。
ホームページ運用の方針を決める
ホームページは運用が必須です。
理由は3つあります。
- ホームページにパワーがないから
- ホームページが誰にも見られないから
- 運用するとトラブルが増えていくから
運用で決めておきたい事
- 担当は誰にするか
- 運用ルールはどうするか
- 確認や更新頻度はどうするか
当社では、開設後の運用についてもお任せいただいていますので、ぜひご検討くださいませ。
ホームページ開設のまとめ
ここまでホームページの開設について網羅的に開設してきました。
この記事をしっかり読み込むことで、ホームページ開設での失敗は避けられるでしょう。
開設を進める中での分からない点やホームページについて聞きたいことがある場合は、無料でご相談くださいませ。
以上です。
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濵野隼
Web集客支援|ウェブフィット代表